ウルトラマンに登場した怪獣「ゼットン」について質問です。
これまでいくつかウルトラマン関連の質問をさせていただいた中で、「ゼットンは対ウルトラマン用に作られた生物兵器である」という回答を寄せていただいたことがあります。
たしかに、パワードに出てきたゼットンはバルタン星人の作った兵器でしたが、それ以外のゼットンも天然の怪獣ではなく、人工的に作られた兵器なのでしょうか?
劇中でそういう設定について触れられていた記憶がないのですが、怪獣図鑑などにそうした記述があるのでしょうか?
初代ウルトラマンのゼットンについてはよく解りませんが恐らく天然の怪獣でしょう(ウルトラマン STORY0を見る限りではゼットンは天然の怪獣として描かれていました。(だだし他の人が書いているように金城哲夫の書いた「小説 ウルトラマン」とマンガ「ウルトラマン THE FIRST」では生物兵器として描写されているらしいです))。
あとウルトラギャラクシーバトルに登場した固体も天然でしょう。
但し、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)に登場した固体は生物兵器、と言うより養殖物を強化改造した物(ウルトラマンメビウスのDVD付属のザ・ウルトラマンメビウスによればバット星人はゼットンの養殖が得意らしい)。
メビウス本編に登場した固体はプログラム。
マックスに登場した固体はパワードと同じく「ゼットン星人」がマックスを倒す為に作り上げた生物兵器みたいな設定があったと思います。
ほとんどが生物です。別名宇宙恐竜ですし。
ウルトラマンの脚本家、金城哲夫さんのノベライズ本では、ゼットン星人が「ゼットン、早く育て」といった台詞を言っています。
兵器といっても、ロボットやメカを指すのではなく、武力や軍事力といった意味で兵器と呼ばれたりするだけで、あのゼットンは生物です。
好きな「ロボット怪獣」としてでなく、「怪獣」のランキングで上位にきてますし。
2代目もバット星人に育てられたものです。
メビウスでは、マケット怪獣の試作品なのでデータとして出てきて、基地のデータ内で暴れてました。
しいていうなら、「兵器として人工的につくられた(育てられた)生物」です。
余計わかりづらくなったらすみません。
ゼットン星人が銃撃され、「ゼットーーン」「ゼットーーン」と断末魔の声を上げながら消滅すると、それに応えるように大型母船の中から出現し、科学特捜隊基地を襲撃しようとした。口から放つ摂氏一兆度の火の玉(ゼットン火球)、目にあたる部分からの光弾が武器。また、いかなる攻撃をもはね返す電磁バリヤー、テレポート能力のほか、両腕で光線を吸収、何倍にも強化して反撃する波状光線も持つ。
ウルトラマンとの戦闘では、キャッチリングを引きちぎり、テレポートで攪乱。格闘戦でも圧倒する。ウルトラスラッシュを電磁バリヤーで防いだ後、スペシウム光線を吸収し、波状光線でカラータイマーを破壊してウルトラマンを倒した。しかしその直後、科学特捜隊が開発した無重力弾の試作品の攻撃を受け、上空に浮かび上がり粉々に爆発した。なお、設定時にはペンシル爆弾により倒されるとされていたため、古い文献には「ペンシル爆弾」の名称が残っていることが多い。
『ウルトラマン』のメイン脚本家を務めた金城哲夫の書いた『小説 ウルトラマン』では、メフィラス星人やザラブ星人などがウルトラマンを倒すための作戦会議を開いている場で、ゼットン星人と思しき無名の宇宙人が「ゼットン、早く育て」とつぶやいているという描写が見られるので、ウルトラマンの抹殺のために作られた怪獣であるとも考えられる。
詳しい事はここに書いてあります。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3
ゼットンは「ナチュラルな宇宙恐竜」でしょう。変な日本語なのは承知ですが、戦闘技術を何者かが教え込んだ可能性はありますが、(サーカスの猛獣遣いのように)、生物兵器ではないでしょう。
ウルトラに於ける侵略生物兵器と言えば、やはりヤプール関係のものが印象に強いです。
劇中ではもちろん、天然の怪獣と言いきった図鑑も、人造生物と断言する図鑑もないんですよね・・・(笑)。
ただ、ゼットンに限らず、侵略目的の宇宙人がつれてくる怪獣、それも対ウルトラマン用の兵器としてですから、何らかの調整・改造がなされたいても不自然ではないどころか、むしろ当然かと。
個人的には「元々生息していた強い生物を兵器として改造した物なのでは」と考えております。
なお、以前読んだ大人向け(?)の怪獣図鑑に「岩本博士の解説」という形で、次のような記述がありました。ほとんど与太話のようですが、参考までに。(笑)
『あの怪獣は、ウルトラマン抹殺のために造られたものだろう。これまでの偵察データを基に、過去に出現した怪獣達の長所を移植したのだ。その証拠は外見にも見受けられる。バリアを発生させる角はアントラー、蛇腹の手足はレッドキング、胸の発光器官はキーラの眼、甲羅上の背中はケムラー、黒い皮膚はメフィラスを連想させる。こうして彼らは最強の怪獣を作り上げたのではないだろうか。』
明確にそう設定されている訳ではありません。あくまで、「その電子音的な泣き声や能力から、対ウルトラマン用に調整された生物兵器である可能性がある」という程度です。近年では、雑誌等でもそのような記述がある場合もありますが、昔からある設定ではないですね。昔は単に「ゼットン星人が連れて来た宇宙恐竜」だったはずです。
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