ウルトラマンやウルトラセブンの宇宙人や怪獣は日本しか襲いません。日本には在日米軍基地があります。在日米軍基地は出動しないのでしょうか?
初期ウルトラの設定は世界各国が争いを克服したあとのお話ですから、各国の軍隊が地球防衛軍(ウルトラセブンでは、ウルトラ警備隊の上部組織で登場していますね。マークなどにTDFと表記されているのは地球防衛軍Terrestrlal Defense Forceの略称です。)に発展的に統合されたと見るべきでしょう。
なお、怪獣や宇宙人は日本だけを襲っているのではなく、ウルトラマンを例にとるとウルトラマンという作品が科学特捜隊「日本支部」の活躍を軸にしたものであるため、所轄区域が日本に限られているということです。多くはありませんが、海外に派遣されることもありますし、海外の支部やウルトラマンでいえば科学特捜隊パリ本部から隊員が派遣されてくることもありました。
ウルトラの世界には在日米軍はいないか、自衛隊と統合されているのかも知れません。ウルトラシリーズで自衛隊は何度も出動してます、防衛チームを無視して勝手に攻撃したり。怪獣・宇宙人は日本以外でも結構出現してます。アントラー、ゴモラ、ケロニア、ペスター、ゼットン星人、カナン星人、ゴキネズラ、ビーコン、バリケーン、プリズ魔、ジレンマ、ガビシェール等、昭和ウルトラでも結構います。日本以外で出現して、暴れたりして日本に来るパターンが1番多いですね。
地球以外の星を侵略してる宇宙人もいますけどね。
未知の宇宙人や怪獣を相手に臨機応変に対応するには、科学特捜隊のように専門的な知識と分析能力を持ち、訓練された隊員がベストです。使用する武器、戦闘機も科学の粋を集めて作られた小型かつ破壊力のあるものばかりです。
在日米軍では通常兵器による攻撃に応じることはできても、想定外の光線や溶解液等には無力(殉職率が高い)であり、日本政府が出動要請しても断っているのでしょう。また、そのために科特隊の存在意義があります。
ゴース星人は世界の主要都市を地底ミサイルで破壊しました。日本だけが標的ではありません。
そもそもウルトラマンの世界に在日米軍が存在するかどうか分かりません。実のところそれは「どうでもいいこと」なのだと思います。とにかくウルトラマンのストーリーに在日米軍の登場する設定がない以上、在日スパルタ兵や幕府軍が登場しないのと同レベルで「関係ないこと」と見なすほかありません。
実に面白くない回答ですが、「在日米軍なんて(脚本に)いない」が妥当な考え方かと思います。
ウルトラセブンの世界観だと在日米軍の可能性はさらに薄くなる気がします。遊星間戦争が激化し、地球防衛軍という超兵器軍隊が宇宙まで展開している状況で、東アジアの安全保障の優先順位は低いでしょう。
ウルトラマンを見ていると、世界的に統合された組織が科学特捜隊やウルトラ警備隊なので、縄張り争いなのか、現実と違って怪獣・宇宙人と担当が異なるためでしょう。
まずはじめに、怪獣は一種の野生動物です。熊が人を襲ったり猿が住宅街で暴れても在日米軍は動かないのと同じでしょう。
次に宇宙人ですが、これは大抵が明確に侵略目的ですから動いてもいいかとは思います。但し、戦力差は相当なものがあります。米軍ではないですが(ついでに宇宙人で無く偶然地球に落ちてきた相手ですが)、ブルトンに対して自衛隊は全く手も足も出ませんでした。そういう宇宙人や怪獣相手として世界的に科特隊や地球防衛軍(ウルトラ警備隊の上部組織)が出来て日本に支部がある訳で、一種の住み分けと思えばいいのでしょう。
つまり暴走族の逮捕に自衛隊や米軍は出ないし、領空侵犯の対処や海外派遣に警察は行かないって事でいかがですか?
因みに日本しか襲わないわけじゃなく、たまたま海外に行ったら巻き込まれた(アントラー)とか、宇宙パトロール中に他の星に漂着したらロボットが支配していたとか(第四惑星)、わざわざ日本に展示のために連れてきた(ゴモラ)とかニューヨークで暴れていたのと同タイプ(ゴキネズラ)だとか以外と例外はありますが、実際日本に多いのは世界的に有名らしいですね(日本の名物、地震怪獣ウルトラマン)。
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