初代ウルトラマンについて質問です。
普段は冷静かつクールに戦況を読み取りつつ怪獣と戦い、ここぞと言うチャンスに必殺技を叩き込み勝利する。
的なイメージがあったウルトラマンですが最終回のゼットン相手にだけは何故か焦ってたような気がします。
基地が破壊されそうになってスピンしてリングでゼットンを止めようとしスピンを止まられリングを引きちぎられる失態
いくら力負けしても
いつもなら後ろから飛びかかって怪獣を止めようとするはずなのにゼットンにはそれをせず特殊技で止めようとする
ゼットンのバリアも瞬間移動もバルタン星人の時のように目からの光線で無効化しようとしなかったし、再びバリアで跳ね返される危険があるかもしれないのにいきなりスペシウム光線打つし
甥や従兄弟が持っているウルトラマン関係の幼児本や大百科的なモノにはゼットン星人とゼットンに翻弄されたと記載されてありましたが
どー見ても焦ってた故の自滅にしか見えないです
まるで、自分はゼットンに勝てないと感じたからなんとしても勝とうと勝ちに急ぎ焦ってたようにすら見えます
確かにカラータイマーは点滅していましたが明らかにいままでの様なスマートな戦い方とは違います何故ウルトラマンはあんならしくない戦い方をしたのでしょうか?
帰ってきたウルトラマンがゼットンに勝利出来たのは彼が万全の態勢で地球防衛に来訪しておりゼットン戦の際にも通常の戦闘力を有していたからこその勝利であった。
…に対して初代ウルトラマンはベムラー追跡の成り行きから地球滞在を余儀なくされており長引く不意な異星への滞在と度重なる激闘の連続はウルトラマンの戦闘力そのものを序々に低下させていった…。
対ジェロニモン戦においてウルトラマンはイデ隊員にとどめを刺させており、対キーラ戦ではスペシウム光線も八つ裂き光輪も既に効力を喪失していた。
キーラ戦で致命的だったのは最後の切り札ウルトラサイコキネシスを使った事でウルトラマンの戦闘力は限界に達してしまった…。
この時ウルトラマンは次の対戦相手次第では自分に勝利は無いと察していたはず。
それを冷徹に見抜いていたのが恐るべきかなゼットン星人。
100%ウルトラマンに勝てると確証したタイミングを見計らって宇宙恐竜ゼットンを送り込んで来たゼットン星人。
一体化しているとはいえウルトラマンとは別人のハヤタにはウルトラマンが戦闘力を低下させていた事実を知るには至らずベーターカプセルのスイッチを入れてしまった。
その時点からウルトラマンにとっては魔の数分間が訪れたのである…。
放送当時は宇宙最強の宇宙恐竜ですよ
多少焦っても・・・
ゼットンが本当に1兆℃の火球を放つなら、早く倒さないと地球そのものが大変な事になります。
科特隊基地破壊時は不発弾だったけど。
ウルトラマンがらしくない力押しで早期決着を狙ったのにも理があります。
バリアを無効化しなかったのは、破壊してダメージを与える自信があったのでは?
八つ裂き光輪でバリアの強度はわかったので。
まさか、バリアを張らず、光線返しをするとは思わなかったんじゃ?
ウルトラリングを破壊した時点で、ゼットンが想像以上の実力者だとわかったので、バルタン星人戦みたいに相手の心理を揺さぶって、隙を作り、必殺技を叩き込みたかったのでしょうが、相手の隠し技が一枚上手でしたね。
不用意なジャンプもしなかったし、バリア破壊が一番リスクがなかったのでは?
光線反射の性質はないので。
八つ裂き光輪もスペシウム光線も効かなかったので焦ったのです。
やはり最終回、無敵のウルトラマンが負けるのは桁違いの強敵です。さすがのウルトラマンも苦戦していくうちに冷静さも失いおっしゃるような状況に陥ってしまいます。
実際にはさらにコテンパンにやられるシーンも多数撮影され、いくらなんでも子供の夢を壊す、と放映はされなかったようです。
また、児童雑誌や大百科では放送からかなりの年数が経過してから当時はなかった後付け設定がされる事もあります。
ゼットン星人の名前も当時はなく、ケムール人のマスクをずらして着用しておりますがあれはケムール人ではない、と認識させる為にそういう後から名前がつきました。
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