2012年5月1日火曜日

ウルトラマンAの中で4兄弟が罠にかかりゴルゴダ星に捕らえられたら回で劇中何度も...

ウルトラマンAの中で4兄弟が罠にかかりゴルゴダ星に捕らえられたら回で劇中何度も「M87」と言っていますが単なる間違いなんでしょうか…?。ウルトラの星は皆さんご存じの通りM78星雲ですよね!。

何故87と言っていたのか気になります。この数十年のムラムラを解消させてくださいまし!。お願いいたします。







手元にこの回の映像が無いので、どの部分で「M87」とされているかは不明ですが…

最初の「ウルトラマン」が企画されていた時期、ウルトラマンの故郷「M87星雲」は知的生命が存在するのでは、と当時の科学では検証されていた実在の星雲で、それが企画書を重ねて行くうちに「M78星雲」と誤植してしまい、そのまま番組が始まってしまいました。

「M78星雲」はやはり当時の科学では光と熱の渦巻く空間とされており、スタッフは「反ってウルトラマンらしいのでは」と自問自答で納得したそうです。

その後、設定の無いゾフィーに「M78光線」が必殺技と後付け設定されますが、今度は小学館が誤植、そのまま「M87光線」が定着してしまいます。

小学館は「ウルトラセブン」の最終話の怪獣「バンドン」を「パンドン」と間違えた過去もあり、この場合も「箱の様なコンテナ宇宙船から登場するからパンドラの箱でパンドン」と、後追い設定されています。



第二期ウルトラシリーズは小学館が設定を暴走していたkともあり、作中スタッフの認識が甘い箇所が散見します。

このゴルゴダ星では墓標の場所や言動から初代マンが長男の様に見えますし、「ウルトラマンタロウ」タイラントの回で初代マンの身長を「53メートル」、「ウルテラマンレオ」アシュランの回ではウルトラマンⅡ世を「5番目の兄弟」と紹介し、初代マンのマークの入った衣装を使用してもいます。



この様に間違いはごろごろあり、現在では故郷は「M78星雲」、ゾフィーの武器は「M87光線」で統一されています。








最初脚本の金城氏はM87という架空の星雲をデッチ上げましたが、実在のM78星雲に誰かに直されてしまい混乱が生じました。

そしてエースキラーにぶんどられたゾフィーの光線がM87光線です。

それで再混乱が生じてこんな有様になりました。

円谷スタッフも入れ替えで過去の設定が徹底してない部分がありこうなってしまったのでしょうか。



ま、中期の耳無しセブンよりかまだ許せる範囲内でしょう。

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