2012年5月4日金曜日

ウルトラマンは人気がないんでしょうか。

ウルトラマンは人気がないんでしょうか。

今はウルトラマン列伝という今までの振り返りのようなものをやっていますが、新作シリーズとしては大怪獣バトルでとまっていますよね。

仮面ライダーとスーパー戦隊はちゃんと続いているのに・・・・・

円谷さんが経営不振だったというのもあるでしょうが、ほかになにか理由があるんでしょうか。



何かわかること、予想でもいいので回答をよろしくお願いします。



できればソースなどもお願いします。







人気よりも、予算がないんだと・・・。

ティガ作ってた頃はヒットしても現場は赤字だったみたいだから。



ただ、ウルトラシリーズは何度もこういう状況を繰り返しています。



例えば、予算が削減されたウルトラセブンの後、しばらく人間しか出ない怪奇大作戦や恐怖劇場アンバランスなどを製作し、その頃まず帯番組ウルトラファイトで過去の映像の再利用とアトラク着ぐるみの新作という形の作品を送り出し、その後帰ってきたウルトラマンの製作に入ります。



ウルトラマンレオもまた予算が削減された作品であり、しばらく新作がなく、とりあえず低予算でも出来るアニメーションで・・・という事でザ☆ウルトラマンを製作し、その後ウルトラマン80を製作。

その後も予算の目処がつかず、映画ウルトラマン物語などを製作し、帯番組ウルトラ怪獣大百科などを製作し、80以来久々の新作は海外製作のオリジナルビデオ「ウルトラマンG」でした。



・・・つまり現在に似た状況は、過去には何度も存在したので、あまり気に留めていません。



ただ、モロにこの時期に子供時代から成人を過ごした手前、ザ☆マンとGの扱いが雑なのが納得できないんですが。








ウルトラマン・仮面ライダー・戦隊

この中で一番制作費がかかるのは、ウルトラマンなんですよ。

スーツ・50体ほどの怪獣の着ぐるみ・俳優・スーツアクター・声優・背景などのセット・街の模型・人件費

これら全てを手に入れるのに、200~300万かかるといわれています。



ウルトラマンはけっして不人気ではありません。

しかし、あまりにも莫大な予算が必要な上、少子化が進んでいる今日の日本ではかなり厳しいかと思います。







現在新作がないので不人気かと思われがちですが、経営難があると聞いています。ソースがどこなのかが曖昧ですみません。



たしか通常は玩具会社との連携(おもちゃの新作を制作→TVに登場→玩具が売れる)よりもドラマ制作に力をいれたため本来玩具会社が出資するところを円谷プロが出したための不振と聞きました。



特にロケよりもセットのほうがお金が掛かりますし、CG制作会社の方が「今ミニチュアのセットなんて単なる趣味」と言っていました。



以前権利の管理が問題になったこともありますし、特撮への情熱・ドラマを一番感じる作品ですが、現実問題として会社の経営も重要な要素なんだと痛感させられます。







円谷プロの財政破綻寸前以外に、玩具の売上不振も原因の一つです。



はっきり言って、ウルトラマン関連玩具は・・・売れていません。



それに対して・・・仮面ライダーはオーメダルが馬鹿売れして、オーズは230億円と云う過去最高売上を達成しました。

東映が、ウルトラマン以上に費用が掛かる戦隊と仮面ライダーを余裕で制作できるのは・・・玩具が売れているからです。

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