2012年5月3日木曜日

【帰って来たウルトラマン】って初代ウルトラマンが帰って来たんですよね?

【帰って来たウルトラマン】って初代ウルトラマンが帰って来たんですよね?







「帰ってきたウルトラマン」の名前は「ウルトラマンジャック」で、初代ウルトラマンとは別人です。

(第38話「ウルトラの星光る時」では、初代ウルトラマンが登場しており、この時点で別人だと明確にされました。)



外見上の違い

体の赤い模様を二重線で縁取られ、首から胸元と腰から膝までの模様が異なっています。



名前の由来

1984年に「ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団」が公開された際に「ジャック」の名前がつけられました。

(ウルトラ兄弟を紹介するシーンがあり、名前が必要になったためです。)

もともと「ジャック」はウルトラマンタロウの企画段階での名前でしたが、よど号ハイジャック事件などの影響を受け採用されませんでした。

(ウルトラマンタロウのタイトルが「ウルトラマンT」になっているのは、タイトルを直す時間がなかったため「J」に近い「T」にしたとされています。)



「帰ってきたウルトラマン」の劇中では、一貫して「ウルトラマン」と呼ばれており、特に名前はありませんでした。(第1話では、本人が「私はウルトラマンだ」と名乗っています。)

ちなみに、当時の幼年誌では、「新しいマン」「新マン」「帰ってきたウルトラマン」などと紹介されています。





「帰ってきたウルトラマン」は、1969年ごろに企画された「続ウルトラマン」がベースとなっています。

企画当初は、初代ウルトラマンが地球に帰ってくるという設定でしたが、途中で「初代ウルトラマンとは別人」というように変更されています。

(「帰ってきたウルトラマン」の題名は、この企画の時点で円谷英二により付けられたと言われています。)








皆さんがおっしゃっているように完全に別人です。



企画段階では初代ウルトラマンが帰ってくるという設定だったようですが、放送開始時には別人に設定されていました。

当時の小学館の学習雑誌、小学一年生4月号の読み物で「ウルトラマンのハヤタもウルトラセブンのダンも帰ってきたウルトラマンの郷秀樹も」という行がありました。

後に38話には初代ウルトラマンとウルトラセブンが客演しました。



当時「帰ってきたウルトラマン」には「ウルトラマン」以外の名称は無く

本家のウルトラマンは「初代ウルトラマン」もしくは単に「ウルトラマン」

帰ってきたウルトラマンについては「新ウルトラマン」 「2代目ウルトラマン」 「ウルトラマン2世」などの名称が劇中では使用されていました。



ウルトラマンジャックはその2年後に放送されたウルトラマンタロウの企画段階の名称の一つで、どなたかがおっしゃるとおり「ハイジャック」を想起させるという理由からボツになった案です。

後の1984年の劇場用映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』公開時に円谷プロのオフィシャル設定として帰ってきたウルトラマン=ウルトラマンジャックとなりました。



私と同年代の昭和40年前後生まれの人間には非常に受け入れにくい設定ではありましたが・・・







違います。

一説にはジャックという称号は当時からあったそうです。

しかし、70年代初頭は世界的にハイジャックが引き起こされていて、それを想起させるという理由で、使われなかったそうです。







ちがうような~~~~~







最初はそのつもりだったようですが、商品化権などの大人の事情で

似ている別人が来たことになりました。



でも地球人にとってはまたウルトラマンが地球に来てくれたのだから

「帰ってきたウルトラマン」なんです。







別人です。

容姿がやや似ているのでそう言われただけです。

「ジャック」と言います。(後付け設定ですが)

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