2012年5月4日金曜日

ウルトラマンに変身する人たちはなぜ、正体をばれないようにしなきゃいけなかった...

ウルトラマンに変身する人たちはなぜ、正体をばれないようにしなきゃいけなかったんでしょうか?







それは簡単な事です。



正体がばれれば防衛チームの隊員として、怪事件・事故の調査がやりにくくなるからです。



それに正体が知れれば、周りの隊員にも影響します。



いざとなればコイツが変身して助けてくれるといった、甘えも出てきます。

そのいい例が初代ウルトラマンのイデ隊員です。

彼は第37話で、自分達がいくら頑張っても、最後はウルトラマンがおいしいとこを持っていってしまう、自分達の存在意義はないのではないかと、やる気を無くし戦うのを諦めてしまう。

それを見たハヤタは、あえてウルトラマンに変身しませんでした。

そして、戦うのを諦めたイデを庇ってピグモン二代目が死亡。

ハヤタに一喝されて正気に戻ったイデ隊員。ウルトラマンは怪獣ジェロニモンと対決。しかし、防衛チームとの協力での平和がある事を教える為に、ウルトラマンはわざとトドメをイデ隊員に任せるという話です。

そんなイデ隊員みたいな隊員がいるチームで正体がばれれば、なおさら甘えが出たり、やる気をなくす隊員が出るでしょう。



正体がばれれば、街を歩いてても、ウルトラマンだウルトラセブンだと周りを囲まれたり、変身して敗北などすれば、後ろ指をさされますし、更には防衛チームへも非難や苦情の電話が殺到するでしょう。

だからウルトラ戦士としては、皆に迷惑をかけたり影響してしまうので、正体を隠して行動するのです。

身勝手なことや無神経な事を言う奴らには、時には自分が怪獣を倒したんだぞと、威張りたくもなるでしょう。誰のお陰でこの平和があるんだと怒りたくもなるでしょう。

でも、ヒーローはそこをグッとこらえて我慢して笑顔でいなければならないのです。

これは、ウルトラに限った話ではなく、ヒーロー全般に言えることですが。

彼らが防衛チームに所属する理由は一般人よりも、事件の調査がしやすく、不自然さがなくなるのが理由です








ウルトラマンは、あくまで未熟な惑星が、不当に侵害されるときにどうしても自分たちでは対処できない時に助ける、という暗黙の掟があり、怪獣や宇宙人が攻めてきた、倒せではなく、必死でやってもどうしようもない、だからウルトラマンが来る、という状況が必要です。



そのため、先にあるよう、イデ隊員のようにウルトラマンに頼るだけになってはいけないからです。







はずかちーから(///▽///)

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